一括査定は使いたい。でも、申し込んだ直後から何社も電話が鳴るのは避けたい。そう考えている方にとって候補になるのが、連絡が来る会社を上位数社に絞る仕組みのサービスです。
その代表がMOTA車買取とCTN車一括査定の2つですが、同じ「上位数社型」でも中身は少し違います。この記事では両者の仕組みと数字を並べたうえで、どんな条件ならどちらが向くのかを整理しました。
※本記事の各サービスの仕組み・社数は、当サイトの車買取サイト比較ページに掲載している公表情報にもとづく整理です。条件は変更される場合があるため、申し込み前に各公式サイトをご確認ください。
そもそも「上位数社型」とは何か
一般的な一括査定は、申し込んだ会社の数だけ連絡が来ます。これに対して上位数社型は、まず各社がWeb上で概算の金額を入れ、その中で金額が高かった数社だけが実際に連絡してくる仕組みです。
母数を確保しつつ、やり取りする相手は絞られる。連絡の量に不安がある方にとって、この構造は負担を軽くする方向に働きます。連絡がしつこくなる背景については車一括査定の電話がしつこい理由でも触れています。
MOTA車買取の仕組みと数字
MOTA車買取は、最大20社が概算入札を行い、実際に連絡が来るのは金額上位3社のみという設計です。提携業者数は1,000社超と公表されています。
特徴的なのは、申し込みの翌日18時以降にWeb上で各社の概算額を確認できる点です。金額を見てから上位3社とやり取りに入る流れなので、「まず数字を見たい」という方の心理に合いやすい構造といえます。
CTN車一括査定の仕組みと数字
CTN車一括査定も同じ上位数社型で、連絡が来るのは上位3社(地域により4社)です。同時依頼できるのは最大15社、提携業者数は600社以上と公表されています。
運営元のCTNは自動車業界で15年以上の実績があるとされ、仕組み自体はMOTAと同型です。数字の上では、母数と提携数でMOTAがやや大きく、CTNは地域によって連絡社数が1社多くなる可能性がある、という違いになります。
2つの違いを整理する
入札に参加する社数
MOTAは最大20社、CTNは最大15社です。入札に参加する会社が多いほど、上位3社に残る金額の水準が上がる可能性はありますが、車種や地域によって参加状況は変わるため、社数だけで結果が決まるわけではありません。
提携業者数
MOTAが1,000社超、CTNが600社以上です。提携数は「その地域に対応できる会社がいるか」に関わる指標ですが、実際に自分の地域で何社動くかは申し込んでみないとわからない部分もあります。
こういう条件ならこちらが向いています
金額を先に見てから相手を決めたい人:MOTA車買取
翌日18時以降にWeb上で各社の概算額を確認できる流れは、電話を受ける前に判断材料を持ちたい方に合います。入札の母数も最大20社と多いため、比較の幅を確保しながら連絡を絞りたい場合の第一候補になります。
地域の会社にもう1社ぶん幅を持たせたい人:CTN車一括査定
CTNは地域によって連絡が来るのが4社になる場合があります。上位3社では物足りない、もう少し選択肢がほしいという方にとっては、この差が意味を持つ可能性があります。業界での運営年数を重視する方にも検討の余地があります。
どちらでも迷う人へ
両者は同じ型なので、どちらを選んでも「連絡が上位数社に絞られる」という体験自体は近いものになります。迷う場合は、金額の確認方法が自分の生活リズムに合うか、対応地域に自分の住まいが含まれるかといった実務的な条件で決めるのが現実的です。
申し込む前に確認しておきたいこと
どちらを選ぶ場合も、ローンの残債があるかどうかは事前に把握しておきましょう。残債がある車は手続きの流れが変わります。詳しくはローン残債がある車は売れる?にまとめています。
また、上位数社に絞られるとはいえ、実車査定は各社が個別に行います。1社あたり30分から1時間程度が目安とされているため、3社なら半日程度の時間を見ておくと落ち着いて対応できます。
よくある質問
上位数社型なら本当に電話は3社だけですか?
公表されている仕組み上は上位3社(CTNは地域により4社)ですが、申し込み内容や状況によって案内が異なる可能性はあります。実際の運用は各公式サイトの記載をご確認ください。
入札の母数が多いほど高く売れますか?
母数が多いほど比較対象は増えますが、金額は車種・年式・走行距離・状態・そのときの需要で決まります。社数だけで結果が保証されるものではありません。
両方に申し込んでもよいですか?
申し込み自体は可能ですが、その分だけ連絡や査定の対応が増えます。連絡を減らしたくて上位数社型を選んでいるのであれば、まず一方を試してから判断するほうが目的に沿います。
概算の入札額と実際の査定額は同じですか?
概算額はあくまで書類上の情報にもとづく目安で、実車を確認したうえで金額が変わることがあります。差が出た場合は、その理由を確認してから判断してください。
もっと詳しく比較したい方は 車買取サイト比較 もどうぞ。
まとめ
MOTA車買取とCTN車一括査定は、どちらも「連絡が来る会社を上位数社に絞る」という同じ考え方のサービスです。違いは入札の母数と提携業者数、そして地域によって連絡社数が変わるかどうかにあります。
数字の大小だけで優劣が決まるものではありません。金額をどう確認したいか、自分の地域で何社動きそうか。この2点を基準に、無理のないほうから試してみてください。
本記事は各サービス公式サイトの公表情報にもとづいて作成しています。内容は変更される場合があるため、最新情報は各公式サイトをご確認ください。売却額・査定額・連絡回数などの結果を保証するものではありません。

